バツイチ美女と 御曹司

「それなら、彼女の希望通りに円山花壇に
とって一番いい選択をすればいいじゃ
ないか。この縁談は円山花壇の将来を
広げてくれるはずだ。
円山花壇の跡継ぎの嫁がバツイチでは
かっこつかないだろ」

「カッコつけるために結婚するん
じゃない。愛しているから結婚するんだ。
損得づくでしか考えられないのか?
バツイチが何だっていうんだ。
マリがうちに来てからいろんな意味で
仕事が広がっているんだ。
それが分からないなら社長なんか
辞めたほうがいい。
いや、俺が辞めるわ」

そういって裕は辞表を出した。

「裕が辞めるなら私も辞めるわ。
私バツイチでその上子持ちの出戻りで、
そんなのがいてはかっこつかないもんね
実家も出るわ」

と言って椿も辞表を出した。

それには裕も驚いた。

「姉さんまで辞めたら円山花壇は
おしまいだよ。この社長一人では、
何ともならないよ」

「わかってるわよ。マリちゃんを探し出して
三人で会社作ろう。
そして円山花壇を追い抜いてやるのよ」