バツイチ美女と 御曹司

ちょっと広いテラスのあるマンションにも
プチガーデンの提案ができるなあと、
裕は早々仕事に結びつけている。

マリといると無限の可能性が生まれると
裕は言ってくれる。

マリはただ楽しんでいるだけなのだけれど…

椿にもお披露目すると、
すごいと言って誉めてくれた。

このテラスに関しては園芸部の人達に沢山
アドバイスをもらった。

春になったら椿と愛理の母娘とミッシェルと
クロエの母娘も呼んでみんなで
テラスでバーベキューをしようという
計画も立てている。

おせちは、二人で食べるだけの料理なので
二段の重箱に、色とりどりのオードブル的な
おつまみ料理を詰めた。

おせちとして作ったのは、酢の物とごまめに
海老の塩焼き位だったが、ちょうど
二日の日には、食べきってしまえた。

三日は裕と藤原の実家に顔を見せに行って、
近くの神社に初詣に行った。

父や兄の紘一と裕は楽しそうに昼からお酒を
飲んで盛り上がっていた。

父親はすぐにギブしてマリが離れまで
付き添って行って寝かせた。