二人は研吾のサプライズプレゼントを
ありがたく頂戴した。
カードには、マリへの感謝と裕にマリを逃したら
すぐに俺が捕まえるからなと、
脅迫めいた言葉が書いてあった。
読んでいた裕は研吾の野郎!と言って
眉をしかめていたが、内心は親友の
心使いがうれしかったようだ。
ワインを楽しみながら、珍しく研吾との楽しくて
危ないエピソードを、饒舌に語ってくれた。
裕はワインが進むにつれて、マリを見る
瞳が潤んできて、とんでもなく色っぽい
オーラをまとい始めた。
裕はお風呂に入るのも待ちきれないと言って、
マリを抱き上げて寝室に連れて行った。
一生の思い出に残るクリスマスを二人で
過ごして二人とも、幸せな気持ちで
眠りについた。
と言っても、眠れたのは明け方だったが…
マリはクリスマスが来る度に、今日の幸せな
一日を思い出すだろうと、裕との未来に
自分がもしもいないとしても、
今日のことは絶対に忘れない。
この想い出はマリだけの物なのだと、
心にしっかりと刻み付けた。
そして、クリスマスイベントが終わった
十二月二十六日の夜には、
すべてのイルミネーションが、
お正月仕様に変わっていた。
一月中は、お正月仕様のイルミネーションが、
そのまま点灯されるそうだ
そんな素晴らしい二日間を過ごした二人
だったが次の日からは目が回るほど仕事が
忙しくなっていった。
ありがたく頂戴した。
カードには、マリへの感謝と裕にマリを逃したら
すぐに俺が捕まえるからなと、
脅迫めいた言葉が書いてあった。
読んでいた裕は研吾の野郎!と言って
眉をしかめていたが、内心は親友の
心使いがうれしかったようだ。
ワインを楽しみながら、珍しく研吾との楽しくて
危ないエピソードを、饒舌に語ってくれた。
裕はワインが進むにつれて、マリを見る
瞳が潤んできて、とんでもなく色っぽい
オーラをまとい始めた。
裕はお風呂に入るのも待ちきれないと言って、
マリを抱き上げて寝室に連れて行った。
一生の思い出に残るクリスマスを二人で
過ごして二人とも、幸せな気持ちで
眠りについた。
と言っても、眠れたのは明け方だったが…
マリはクリスマスが来る度に、今日の幸せな
一日を思い出すだろうと、裕との未来に
自分がもしもいないとしても、
今日のことは絶対に忘れない。
この想い出はマリだけの物なのだと、
心にしっかりと刻み付けた。
そして、クリスマスイベントが終わった
十二月二十六日の夜には、
すべてのイルミネーションが、
お正月仕様に変わっていた。
一月中は、お正月仕様のイルミネーションが、
そのまま点灯されるそうだ
そんな素晴らしい二日間を過ごした二人
だったが次の日からは目が回るほど仕事が
忙しくなっていった。



