バツイチ美女と 御曹司

その時に、イルミネーションのイベントの
話が出て、イルミネーションは誰でも
見られるので、イベントの特別感を出すのに、
庭園への立ち入りはイベント参加者のみに
したほうが良いのではと研吾に提案したのだ。

そして、フォトスペースを設けることも
進言したのだ。

写真を撮ってあげられるように、スタッフが
必ずいることも必要だと言った。

研吾はロビーやレストランからは見えない所に
二カ所ほどフォトスペースを作っていた。

裕とマリもそこでしっかりと写真を撮った。

研吾は、裕とマリに一番豪華なスイートルーム
を用意してくれた。

それぞれ宿泊される部屋にも、ルミエールの
妖精やお花のアレンジが置かれているらしい。

お部屋のグレードによって料金は異なるが、
お部屋の飾りはツリーと妖精と花をテーマに
ロマンテイックに飾り付けられていた。

もちろん装花は円山花壇の担当だ。

二人は美味しいデイナーの後、庭園で
イルミネーションを楽しみたくさん写真を
撮って部屋に戻ったら研吾から、シャンパン
赤ワインに白ワインと三本ものワインと、
おつまみのオードブルとプチスイーツが
置かれていてびっくりした。