バツイチ美女と 御曹司

マリは事件から1週間後出社して椿に
ミッシェルの依頼を相談した。

そして、ミッシェルの自宅に二人で
出向くことになった。

ミッシェルとどこに花を飾りたいのかとか、
どんな料理になるのかとか庭にも
出られるようにするのか等、
装花のイメージを聞き取りしていった。

その時に料理についてもミッシェルに
相談された。

招待する方のほとんどがフランスの方
らしいので、日本食を中心にと
思っているということだった。

マリはフランスでホームステイしていた時
ホームパーテイに、料理を準備することが
何度かあった。

その時に好評だった料理の話を
ミッシェルにしたところ、シェフも交えて
の本格的な相談になった。

手巻き寿司を一番におすすめしたのだが、
具は生ものを控えてアボガドやきゅうり
などの野菜を中心にソーセージや肉を
味付けしたものなどを用意するといいと
アドバイスをした。

シェフはそれなら下準備を予め
しておけるし温かいものはパーテイが
始まった時点で作れるので、
ありがたいとシェフにも好評だった。