「梅原様お待たせ癒しました。
八千八百円になります」
最後に花の保護もかねて透明のビニールで
アレンジ全体を包み両サイドを
グレーのリボンで結ぶ。
紙袋に入れて梅原に渡す。
レジは白石が担当してくれた。
彼女はもう上がる時間なのにマリが
心配なのだろう、梅原が帰るまでは
いてくれるつもりのようだ。
「うん、いいね。
受け付けに置くと映えるね。
さすがマリだ。
お礼にこの後食事を一緒にどう?
ロンドンの話も聞きたいし」
今日の梅原はどことなく粘着質で気味が悪い。
マリは梅原とはもう接点を持つつもりも
なかった。
梅原がマリを訪ねてくるなんて考えても
みなかった。
どうしてここが分かったのかそれも
不思議だった。
「梅原さん私はまだ仕事がありますし
お誘いはお受けいたしかねます」
とマリがきっぱり断ると
「なんだ他人行儀だなあ、
慰謝料でロンドンへ勉強に行けたのに
感謝もないの?」
「はっ? はっきり言って他人ですから。
慰謝料で私が何をして何をしなかったか
梅原さんには関係ないと思いますが、
感謝することでもないですよね。
どうしてそうなったかは梅原さん自身が
一番よくわかっていらっしゃるかと
思いますが」
八千八百円になります」
最後に花の保護もかねて透明のビニールで
アレンジ全体を包み両サイドを
グレーのリボンで結ぶ。
紙袋に入れて梅原に渡す。
レジは白石が担当してくれた。
彼女はもう上がる時間なのにマリが
心配なのだろう、梅原が帰るまでは
いてくれるつもりのようだ。
「うん、いいね。
受け付けに置くと映えるね。
さすがマリだ。
お礼にこの後食事を一緒にどう?
ロンドンの話も聞きたいし」
今日の梅原はどことなく粘着質で気味が悪い。
マリは梅原とはもう接点を持つつもりも
なかった。
梅原がマリを訪ねてくるなんて考えても
みなかった。
どうしてここが分かったのかそれも
不思議だった。
「梅原さん私はまだ仕事がありますし
お誘いはお受けいたしかねます」
とマリがきっぱり断ると
「なんだ他人行儀だなあ、
慰謝料でロンドンへ勉強に行けたのに
感謝もないの?」
「はっ? はっきり言って他人ですから。
慰謝料で私が何をして何をしなかったか
梅原さんには関係ないと思いますが、
感謝することでもないですよね。
どうしてそうなったかは梅原さん自身が
一番よくわかっていらっしゃるかと
思いますが」



