――次の日IN学校―― 頭から七海の言葉と顔が頭から離れなくて俺は朝から屋上でサボっていた。 「あーやっぱりここに居たー。」 特にやる事もなく、横になっていた俺はいきなり聞こえた声に驚きながらも声のした方に目を向けた。 「……なんだ。水樹か…。」 「なんだってひどー。」 水樹は笑いながら近づいてくる。 「何しに来たんだ?」 「んー?いや、教室来ないからどうしたのかなーって思って。」 「…別になんにも……」 「……市村と何かあったんだろ?」 「……え?」 なんでそんなこと……