「……俺らって別れたの?」 そんなの…… 「別れたんじゃないの?」 「……俺、別れたくないんだけど。」 ……なに…いってんの? 「…なんで?」 「…なんでって……。」 潤は目を泳がす。 ほら…… 何も言えないじゃない……!!! 「なんで別れたくないの!? なんで私と付き合ったの!? なんで……なんで好きなんて嘘言ったのよ!! …ッ…もう嫌だよ…… 遊んでるだけなんでしょ? ……私の事なんてほっといてッ……」 ……あー。 もう何やってるんだろう…私。 勝手にキレて。 勝手に泣いて。