「……そっか。んじゃ帰ろー」 「えぇ!?真っ暗!!!」 気がつけばもう外は真っ暗で。 校舎には誰もいなかった。 「お前が語りすぎたんだろ。」 「自分で聞いてきたんじゃん!!!」 二人で笑い合った。 もう忘れよう。 ……諦めよう。 そう思って踏み出した校門。 ………なんで? なんで貴方がいるの? 「潤……。」