シスコン兄の溺愛彼女

「じゃあ、お兄ちゃんありがとね?付き合ってくれて」

「送ってあげれないけど、気をつけてね?」

「大丈夫!まだ6時だし!」

友達の美香ちゃんと夜ご飯を食べるらしい天音ちゃんとカフェの前で別れる。
そして、カフェで買ったクッキーを持ち、俺も駅に向かい亜優ちゃんの家へ。

この時の俺はこの後に起こることに全く気付くはずもなく、うかれまくっていて亜優ちゃんからの連絡があったスマホを確認もしていなかった。