シスコン兄の溺愛彼女

「あの、紫音さん」

「ん〜?」

「そろそろ、胸から手を離して貰えますか?」
 
ずっと亜優ちゃんの胸を弄っている俺。

「ん〜、もうちょっと…」

「あ、たし…あの、あんまり、胸は…」

「気にしてるの?大きさなんか関係ないよ?でも、気になるなら大きくしてあげようか?」

「えっ…ど、どうやって?」

「俺が毎日、揉んで舐めて吸ってあげるよ♡」

「なッ、紫音さん!!」

真っ赤な顔で怒る亜優ちゃん。正直、サイズなんかどうでもいいんだよ。亜優ちゃんだからいいんだ。
もうこの子は俺の物。誰にもあげない。
いずれ、オタ活グッズとやらも全て処分してやる。

(覚悟しろよ?玲音?)

リビングの壁に貼られた笑みを浮かべる玲音のポスターを睨みつけながら、瞳を閉じる亜優ちゃんにキスをした。