廣川と飲んでタクシーで自宅に着き、浴室に向かう。予約設定済みだから帰宅して直ぐに入れる。どんなに疲れていても、湯船に浸かる。世の中にはシャワー派も多いみたいだが、俺は湯船に必ず浸かる派だ。
いつか亜優ちゃんとも一緒に入りたいなぁ♡
そんか妄想をして幸せな入浴だったのに、玲音がアメリカから送ってきた高級だという入浴剤が目について、一気に気持ちが急降下した。
かなり、ムカついたので、それは使わずに市販の入浴剤を入れてやった。
目の前に居ない相手にムカついても仕方ないが、イライラは消せない。
(亜優ちゃんもどうして玲音なんか、あんな横暴なやつのどこがいいんだ?俺様男子が好きなのか?)
そんなやるせない気持ちを切り替えるように、風呂場から上がる。
脱衣所で髪をタオルで拭いていると、聞こえてくる着信音。
俺は大切な人間からの着信音を個別で設定している。大切な人間と言っても、現実は二人だ。
一人目はもちろん亜優ちゃんだ。しかし、この着信音は亜優ちゃんではない。
と、なるともう一人の大切な人間。
俺の妹、天音ちゃんだ。
急いで洗濯機の上に置いたスマホを手に取る。
いつか亜優ちゃんとも一緒に入りたいなぁ♡
そんか妄想をして幸せな入浴だったのに、玲音がアメリカから送ってきた高級だという入浴剤が目について、一気に気持ちが急降下した。
かなり、ムカついたので、それは使わずに市販の入浴剤を入れてやった。
目の前に居ない相手にムカついても仕方ないが、イライラは消せない。
(亜優ちゃんもどうして玲音なんか、あんな横暴なやつのどこがいいんだ?俺様男子が好きなのか?)
そんなやるせない気持ちを切り替えるように、風呂場から上がる。
脱衣所で髪をタオルで拭いていると、聞こえてくる着信音。
俺は大切な人間からの着信音を個別で設定している。大切な人間と言っても、現実は二人だ。
一人目はもちろん亜優ちゃんだ。しかし、この着信音は亜優ちゃんではない。
と、なるともう一人の大切な人間。
俺の妹、天音ちゃんだ。
急いで洗濯機の上に置いたスマホを手に取る。

