二度目の亜優ちゃんの部屋。前回お邪魔したときと特に何も変化はない。相変わらず、俺の部屋にはない、亜優ちゃんの香り。
(ん~いい匂い♡この匂いどうにかして、持って帰りたいな)
(いや、香りより亜優ちゃん本人を持ち帰りたい、ああだめだっ!平常心っ!)
こほん、と咳払いを一つして、
「亜優ちゃんお手洗い借りてもいい?」
「はい。リビングを出て右の白の小さなリースが付いてるドアです。洗面所はその隣です。」
「ありがとう」
トイレを借りて用を足し、洗面所で手を洗い、うがいをする。ここまでで他に男の気配はなかった。
(女神の部屋に侵入する愚かな虫野郎はいないようだな。亜優ちゃんの身の安全は俺が守るからね?未來の俺の妻だ。当然だ。)
そして、洗面所の床の角に目をやり、そっとある物を置いた。
(ここならこの位置からは直ぐには気づかないけれど、風呂上がりには気付くだろう)
そしてそれを最後に一目見て、亜優ちゃんが待つリビングに向かった。
(ん~いい匂い♡この匂いどうにかして、持って帰りたいな)
(いや、香りより亜優ちゃん本人を持ち帰りたい、ああだめだっ!平常心っ!)
こほん、と咳払いを一つして、
「亜優ちゃんお手洗い借りてもいい?」
「はい。リビングを出て右の白の小さなリースが付いてるドアです。洗面所はその隣です。」
「ありがとう」
トイレを借りて用を足し、洗面所で手を洗い、うがいをする。ここまでで他に男の気配はなかった。
(女神の部屋に侵入する愚かな虫野郎はいないようだな。亜優ちゃんの身の安全は俺が守るからね?未來の俺の妻だ。当然だ。)
そして、洗面所の床の角に目をやり、そっとある物を置いた。
(ここならこの位置からは直ぐには気づかないけれど、風呂上がりには気付くだろう)
そしてそれを最後に一目見て、亜優ちゃんが待つリビングに向かった。

