「女神、今女神の目の前にいる俺は本来の俺ではない。」

「?はい、?」

「偽るのを辞めて、本当の俺を出してもいいか?」

「えっと、はい?よくわかりませんが、南さんのやりたいようにして下さい」

「…!!そうか。やはり女神は優しくて慈悲深い。」
「ありがとう。」

「…??はい」

俺は一旦、瞳を閉じて深く深呼吸をし、
ゆっくりと瞼を開けたーーー。

そして、女神と向き合った。