そして大会で無事、優勝を果たした明良くん。
今美香と大学の門の所で明良くんを待っていた。
休日なのにたくさんの人がいる大学。
出入り口だから邪魔にならないように端で待っていると、ちょっと派手そうな男の人が二人、近づいてきた。
『君たち、さっきからそこいるよねぇ〜?
誰か探してるの?』
金髪で緩くパーマをかけた男の人がそう言いながらあたしと美香に声かけた。
「幼馴染を待ってるんですけど、もうすぐ来るみたいなので大丈夫です」
美香が答えた。
『じゃ、幼馴染来るまで話してようよ〜君達綺麗だからさっきから目立ってたよ?』
もう一人の男の人がそう言って距離を詰めてきた。
「…しつこっ、」
美香が嫌悪感を露わにしたと同時、
「俺の友達に何か用事ですか?先輩」
私服姿の明良くんがあたしと美香を自分の後ろ背に回し威嚇するように男の人に詰め寄ったら、
『!?な、なんだ瀬谷の知り合い?』
『悪い!俺らまだ何もしてねぇからそんな睨むなよっ』
『…じゃ、俺達急ぐから行くわっ』
男の人達は逃げ出すように消えていった。
今美香と大学の門の所で明良くんを待っていた。
休日なのにたくさんの人がいる大学。
出入り口だから邪魔にならないように端で待っていると、ちょっと派手そうな男の人が二人、近づいてきた。
『君たち、さっきからそこいるよねぇ〜?
誰か探してるの?』
金髪で緩くパーマをかけた男の人がそう言いながらあたしと美香に声かけた。
「幼馴染を待ってるんですけど、もうすぐ来るみたいなので大丈夫です」
美香が答えた。
『じゃ、幼馴染来るまで話してようよ〜君達綺麗だからさっきから目立ってたよ?』
もう一人の男の人がそう言って距離を詰めてきた。
「…しつこっ、」
美香が嫌悪感を露わにしたと同時、
「俺の友達に何か用事ですか?先輩」
私服姿の明良くんがあたしと美香を自分の後ろ背に回し威嚇するように男の人に詰め寄ったら、
『!?な、なんだ瀬谷の知り合い?』
『悪い!俺らまだ何もしてねぇからそんな睨むなよっ』
『…じゃ、俺達急ぐから行くわっ』
男の人達は逃げ出すように消えていった。

