「相手と連絡は?」
『取ってへんよ。…アドとか全部消した。どっかで会うかもしれんけど…』
「じゃーお前らだけにすると危ないなぁ…」
諒弥が腕を組んでドカッと机に座った。
「そーやなぁ…。でもまぁー俺らがずっと一緒にいるんやし問題ねぇじゃん??」
「けどよ…手が回らんときは??」
「んな時あっかよ(笑)」
「喧嘩行ってる時とか。」
「あー。…じゃーあいつら守衛に着ければよくね?」
「あ…そっかw姫の守衛ねw」
2人の相談の末、愁洩の提案に諒弥がポンッと手をついた。
『そ…そんなんいいって!!』
『大丈夫やで!』
大袈裟な対応に焦る2人。
「大丈夫ちゃうわ!!お姫様は狙われやすいんやからな??(笑)」
「それに…俺らといりゃーな…」
諒弥がボソッと呟き、愁洩と顔を見合わせた。
『でも皆にも悪いし…』
『そーやん…迷惑やて…』
「迷惑ちゃうってw」
「お前らも自分らで頑張りすぎんとたまには甘えろ!女なんやしw」
「俺のお姫様やしw」
『でも…』
「あいつらなら大丈夫(笑)」
「ぜってぇOKしてくれるってwせーへんわけないやんw」
「心配すんなw」
2人に言われると…
なんだか安心できてしまう。
恋嘩と美蘭の心の重荷が
少し減ったような感じがした…

