俺の女




「みーたんwおあよッ!」




台所に入って、美蘭にも元気よく挨拶をする。




『あらー徹ちゃんwおはよw』

「ごあん?」

『そwご飯作ってるんよーw』

「いちゅもありあとッw」





またもや聞きなれない言葉に、手を止めて振り返る。





『えぇッ!(笑)ど…どこで覚えたん?(笑)』

「♪」





満足げな表情で、仲間達がいる部屋へ戻る徹哉。


タッタッタッ…



徹哉とすれ違いに入ってきた恋嘩も、徹哉を見ながらお皿に手をつける。





『知らんうちにいっぱい覚えてるみたいやわぁ(笑)』

『あの子にはびっくりさせられるわぁ…(笑)』






部屋に戻った徹哉は、愁洩の服を引っ張りだす。





「ぱぱッ!てったんな、にゅーにゅのみちゃい!」

「にゅーにゅ?」





眉をしかめながら、首を傾げる愁洩。


その横から、仁が口を出した。





「牛乳ちゃうん?」

「ちょーwにゅーにゅwちゃっちゅがぢんにい(仁兄)w」

「ど…どーもッ(笑)」





笑いながら小さく会釈する仁。





「すっげぇな徹哉(笑)」

「なんでも喋れるやんけ(笑)」





翔と扎墅も徹哉を褒めた。


すると徹哉は、嬉しそうに笑って体を少し横に傾けた。





「しょれほりょれもーw」

「へ?それほどでも?」

「すっげぇ…(笑)」




またもや新しい言葉を聞いて、智弥と秀平が笑った。


愁洩も徹哉の成長っぷりに笑いながら、立ち上がった。






「おいで徹哉w牛乳入れたるわw」

「ゎーぃwありあとーw」