恋嘩の甘えた声に、ニヤッと笑う愁洩。
「おw大胆発言w(笑)」
『なんか…愁洩にそーゆってもらえるときが…一番幸せやねんなー』
後ろにいる愁洩に身を任せてもたれかかる恋嘩。
恋嘩のあごに手をかけ、クイッと恋嘩の顔を上にあげる。
「ほんまけ?…お前が幸せなら…なんでもやったるわw」
『愛してるっていっぱいゆって…いっぱい…ちゅーして?』
ねだるような恋嘩の甘い目。
その目にうずきつつも、まだじらす愁洩。
「くッ…すげぇ注文(笑)」
恋嘩から誘うときは、じらされたら赤面して怒り出す恋嘩だが…
このときは違った。
甘い誘惑の目が…寂しさを訴えるような目へと変わる―――
『なんか…今日はゆってほしい気分やねんっ。なんか…もう逢えんくなっちゃうよーな気がして…』
「ッ…」

