俺の女






『ぅッ…(笑)』





徹哉の視線を感じて、手を止める2人。





「ん〜…ここじゃーちょいマズイか(笑)」





愁洩も笑いながら恋嘩から手を離した。





「ままとぱぱって、なかよちやねw」

「そーやぞwままとぱぱ誰よりも超仲良しなんやぞーw」

「てったんもなかよちしゅるーw」

『おいでw徹哉w』

「ままぁーw」





徹哉を抱き寄せる恋嘩。

そして愁洩が徹哉の頭を優しく撫でた。





「徹哉も仲良しやんなぁw」

「しょーやれw…てったんなぁ…おーきくなっちゃら…ままとけっこんしゅるねんw」

『あらーw』





恋嘩が嬉しそうに徹哉のほっぺを突いた。


逆に愁洩は、焦ったように身を乗り出した。





「あッ…あかんあかん!ママはパパのお嫁さんやの!」

「やー!てったんもままとけっこんしゅるのー!」

『ありがとー徹哉w』





恋嘩にぎゅーっと抱き着きながら、愁洩を見て徹哉が舌を出す。





「パパはあかんのー!」

「そんなぁ…徹哉ぁ…」

『本気にならんといてよー(笑)』





本気で落ち込んでいる愁洩を見て、呆れたように笑う恋嘩。


…すると徹哉が……





「ぶぁーか」

『…え?』





その言葉に、恋嘩が耳を疑った。