俺の女




―――数時間後。




『うッ…きたッ』

『…大丈夫?』

『もぅ…産まれるんかなッ…?』

『まだまだ。今日中じゃないと思うで?まだわからんけどなぁ…。』

『そっかぁ…。…早く会いたいなぁwこの子にw』





―――――ガラガラッ…


お腹をさすっていると、看護婦さんが食事を運んできてくれた。





+「ご飯ですよぉーw」

『ありがとうございますーw』

+「調子はどうですか?」

『今少し痛みがあったみたいで…』

+「そうですか…予定日は1週間後でしたよね?」

『はぃw』

+「でも、赤ちゃんはいつ出たいと思うかわかりませんよ?」

『早いかもしれないんですか?』





美蘭の問いかけに、ニコッと笑う看護婦さん。




+「えぇ。予定日きっちりに産まれるとは限りませんからね?あくまで予定ですからw」

『そりゃそうですよねー(笑)』





そして、「楽しみですねw」と笑顔で言って、病室を出て行った。

看護婦さんの優しい笑顔に、恋嘩も嬉しくなってお腹をさすった。




楽しみやなぁ…w
みんな楽しみにしてくれてやるしw


…早く産まれてきてくれへんかなっww