ダダダッッッ!!!





「ドアがッ!」

「くそっ…!」





バッ!





諒弥と愁洩が部屋に入った。



中の光景は、入り口らへんで美蘭が倒れていて,奥で男が1人、その奥に恋嘩とその上に男が倒れていた。





「美蘭ッッッ!」
「恋嘩ッッッ!」





2人がそれぞれ駆け寄る。





「美蘭ッ!おい!しっかりしろッッッ!」

『……んッ…』

「美蘭ッ?!無事かッ!」

『りょーやぁ…』

「はぁぁぁ…」





美蘭の笑顔を見て、安心した諒弥は美蘭を強く抱きしめた。








「恋嘩ッッッ!!!おい!恋嘩!!!てめぇーこいつ邪魔やっ!!」





愁洩が上に乗っていた男を蹴りどかした。



そして、恋嘩を抱きかかえる。



すると、恋嘩が目を覚ました。





『………ん』


「無事かっ…はぁっ…よかった…」

『愁洩ーw終わったんー?』


「のん気なこと言ってんなぁ…バーカ…」





呆れながら愁洩が恋嘩の頭にポンッと手をのせた。