【短篇】君のとなりで







「……さっきのことだけど」



いきなりその話題に入っちゃう!?



「うん…」



恥ずかしくて顔が上げられない。


ずっと俯いたままだった私の顔にヒヤッと何かが触れたと思ったら、…それは聡の冷たくなった手だった。


「!?!?」


ちょっ…ちょっと!?


聡の顔間近にっ…!


それはさっき教室であったのと同じシチュエーションだった。




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