___PM5:30、学校から帰宅。
宿題を済ませた後、キッチンで夕飯作りのお手伝い。
食事の後は、ゆっくりとお風呂に浸かり一日の疲れを癒やす
そして、自室の柔らかなベッドの上に転がりながら大好きな読書をする。
明日の朝に響かないよう、早めに就寝。
これが私の、平穏で平和的かつ、有意義な家での過ご方。
あの男と一緒に住む事になるまでは___!!
あの、悪夢のキスの翌日……
いつも通り夕飯が終わり、使った食器をキッチンへ運ぶと、母がお盆に、出来たばかりのお粥を置いた。
「ねぇ、美咲。晴斗、昨日から熱があるの…」

