ゆっくりと

着替えるオレの背後から

声が聞こえた




「遅刻しなかったんだ

 きっとあんたのコトだから

 遅刻すんじゃないかと

 思ってたケド

 意外だったぁ

 なんか拍子抜けしちゃった」




またコイツか…



『おはようゴザイマス…』


「うわ…

 何そのあいさつ!

 それが

 先輩に対する

 あいさつなんだぁ~」



低血圧のオレは

さすがにキレた