「今日から

 うちで働いてくれる

 柿沼ハルトくんです

 みんなちゃんと

 ハルトくんに

 教えてあげてね」



客がいないため

販売の人たちは

1列になって

オレの方を向いた




当然というべきか

販売には

オンナしかいなかった




しかも

みんな

なかなか可愛かった



彼女がいなくなった

オレとしては

ある意味

運が回ってきたかもしれん

と思っていた