そして、そんな兎亜の澄んだ瞳に向かって語りかけた。
「月宮先輩。私、事実の確認もせず人を疑い、更には責める様な人なんて大っ嫌いです」
「‥‥」
「おー祐希?言われてるぞ」
初めてこれ程冷たい視線を彼に向けた。
自分で言うのもなんだけど、本当に名前の通り“氷”の様な視線だったと思う。
だって、兎亜は悪くないのに‥。なんて、言い訳かな。
大っ嫌い、と言ってしまったけど先輩にとっては然程ダメージは入っていないだろう。
もう少し考えるべきだった。
そして、なぜかさっきまで先輩を責めていた天音先輩が肩を震わせて笑っている。
「すみません。月宮先輩が私如きに嫌われた所で、なんだという話でしたね」
「いや、祐希は多分氷河に嫌われて、」
そんな天音先輩の言葉を無視した。
兎亜の大きな瞳に涙が溜まっていたから。
責任感が強い兎亜の事だから、きっと自分が泣いていい訳がない、と自分を責め続けているのだろう。
「月宮先輩。お互い、頭を冷やしましょうか」
「それは、今日、俺に話しかけないって事‥?」
「はい。事によっては、一生口を利かないかもしれませんね」
淡々と告げると、今まで表情が変わらなかった先輩が急に焦り出した。
何?そんな急に変わるもの?何か変なものでも食べたのかな。
なんて、無視すると言ったくせに先輩の事を考えるなんて面倒な性格をしている、と我ながら思う。
「ちょ、氷河ちゃん。謝るから、それだけは‥」
「月宮先輩。私、事実の確認もせず人を疑い、更には責める様な人なんて大っ嫌いです」
「‥‥」
「おー祐希?言われてるぞ」
初めてこれ程冷たい視線を彼に向けた。
自分で言うのもなんだけど、本当に名前の通り“氷”の様な視線だったと思う。
だって、兎亜は悪くないのに‥。なんて、言い訳かな。
大っ嫌い、と言ってしまったけど先輩にとっては然程ダメージは入っていないだろう。
もう少し考えるべきだった。
そして、なぜかさっきまで先輩を責めていた天音先輩が肩を震わせて笑っている。
「すみません。月宮先輩が私如きに嫌われた所で、なんだという話でしたね」
「いや、祐希は多分氷河に嫌われて、」
そんな天音先輩の言葉を無視した。
兎亜の大きな瞳に涙が溜まっていたから。
責任感が強い兎亜の事だから、きっと自分が泣いていい訳がない、と自分を責め続けているのだろう。
「月宮先輩。お互い、頭を冷やしましょうか」
「それは、今日、俺に話しかけないって事‥?」
「はい。事によっては、一生口を利かないかもしれませんね」
淡々と告げると、今まで表情が変わらなかった先輩が急に焦り出した。
何?そんな急に変わるもの?何か変なものでも食べたのかな。
なんて、無視すると言ったくせに先輩の事を考えるなんて面倒な性格をしている、と我ながら思う。
「ちょ、氷河ちゃん。謝るから、それだけは‥」

