今夜の月は眠らない。


それから瑛太は自分も下着を脱ぐと、わたしの足を開かせ、グッと中に入ってきた。

「あー、、、やっぱり、エレナの中は最高だわ。」

そう言いながら、自分本位に腰を動かす瑛太。

わたしは、全く気持ちよくなかった。
ただ、中をかき乱されている感覚だ。

これって、こんなに愛を感じない行為だっけ?

わたしはただ、瑛太が満足してくれるのを待った。

そして、やっと終わったかと思うと、瑛太はわたしのお腹の上に白い液を撒き散らした。

「はぁ、、、疲れた。」

瑛太はそう言いながら、ベッドに倒れ込む。

わたしはティッシュでお腹に付いた白い液を拭き取ると、ウェットティッシュでベタつきを落とした。

もう一度シャワーを浴びようか迷ったくらいだ。

「エレナは、中は最高なんだけど、やっぱり胸がなぁ〜。」

瑛太がそう言った瞬間、わたしの中で一部の記憶が蘇った。

胸、、、あれ?

"俺は、胸の大きな女が好きなんだ!"

わたし、瑛太にそう言われて、フラレなかったっけ?

その言葉で傷付いた気持ちがジワジワと記憶を蘇らせる。

わたしの居場所は、ここじゃない。