わたしはお腹がいっぱいになると、再び猫バスに横になった。
「あ〜、美味しいもの食べて、猫バスで寝れるなんて幸せ。豚になりそう。」
「牛じゃなくて?」
そんな会話をしてクスクス笑うわたしたち。
わたしは仕事の疲れもあり、一気に眠気が襲ってくると、一瞬で眠りに落ちてしまっていた。
目が覚めたのは、猫バスの上でだった。
あれ、わたしあのまま寝ちゃったんだ。
気が付くと、わたしにはフカフカの毛布が掛けられていた。
和総さんが掛けてくれたんだなぁ。
そう思っていると、コーヒーの良い香りがしてきた。
わたしは身体を起こし、キッチンの方に目をやった。
すると、そこには和総さんが居て、わたしが起きたことに気付くと、「おはよう。」と言ってくれた。
「おはようございます。」
「よく眠れた?」
「寝れました。猫バスの上でなら、いつまででも寝ていられそう。」
わたしがそう言うと、和総さんはハハッと笑い、「コーヒー淹れてるけど、飲む?」と訊いた。
「飲みます!」
「ブラック?それとも、砂糖とミルクあり?」
「砂糖ちょっと、ミルク多めで。」
和総さんは「了解っ。」と言うと、わたしの分のコーヒーも用意してくれた。



