シンデレラのないしょ話 ~悪役令嬢だって恋をする~

 そして条件(じょうけん)3については
「誰もが(みと)める美少女であるより、(ぼく)が好きな顔であることの方が重要(じゅうよう)じゃない?」
 ということなので、これもスルーさせてもらうことにした。

 王家と我が家のいわゆる”ご両家(りょうけ)”に関してはこれでよし、となったが、王室の周囲(しゅうい)である貴族階級(きぞくかいきゅう)の方々にも、このあたりの事情(じじょう)根回(ねまわ)ししておかなければいけないらしい。

 が、これもさほど異論(いろん)が出ることもなく、了承(りょうしょう)()ることができた。

 物語の進行がスムーズに運ぶことが、(もっと)重要(じゅうよう)とされているから、というものの、少し上手くいきすぎではないだろうか?