クローゼットの片付けも終え、あとはゴミを捨てて、荷物を運ぶだけ。 写真だったり、大樹がくれてプレゼントはどうしても捨てれなくて、箱に詰めてダンボールに入れた。 「後は運び出すだけかな?」 「だね。休みの日に本当にごめんね。」 「何いっての、良いよこれくらい。それより早く終わらして、飲みに行こよ!」 「ははは、また飲むのー??」 「あったりまえよ!明日も休みなんだよ!?飲まなきゃ!」 絵里佳のこういう明るい性格に何度救われただろう。 学生の頃からずっと変わらない。