ずっと君が好きだった~やっぱり好き!忘れなれない!諦められない!

佑輝君と秘書さん、佑さんと由美子さん。
6年間でみんな進んでる。
立ち止まっているのは私だけ?

食事なんて断って!
タジタジしてる佑さんに、由美子さんは容赦ない。
「じゃ、引継ぎを兼ねて3人でランチでも…」
佑さんがおどおど返事をしている。
3人でランチなら悪くないか…。

「え~、昼間は時間が取れないかもですし、夜のほうが!
それから果香ちゃんみたいな若い子、昼だけでなくて、夜もきっと予定がありますよ
おじさん、おばさんに付き合わせるのはかわいそうですから」

由美子さん、二人で行こうと思ってるんだ。
佑さんもこんなちんちくりんの小娘より、色っぽい由美子さんのほうが良いんだろうなぁ。

「候補の日にち、メールしておきますから、返信お願いしますね」
本当は由美子さん、仕事が早いんだ。
今日ほど味のしないおやつは初めてだった。