ずっと君が好きだった~やっぱり好き!忘れなれない!諦められない!

今年の事務所は色々な事がありすぎた。
由佳さんのご主人が単身赴任先で倒れられて、そのまま亡くなり長期のお休みに、それで育休中の祥子さんが急遽復帰されて。

田代先生のお部屋の一部は、祥子さんのお子さんのための託児所になり、今では先生が子守をされている。

双子の『誠斗(せいと)君』と『愛那(まな)ちゃん』は事務所のアイドルだ。

今日は佑輝が近くまで行くからランチを一緒に食べようと誘われた。

昼休みはみんなで抱っこして遊んでいる。
今日も佑輝が来るまで抱っこしてたら、「かなちゃんのぱいぱい」と言っておっぱい大好きの誠斗君が触ってきた。

「こんにちは」
今では普通に入ってくる。
佑輝が来たから祥子ママに誠斗君を返して出かけることにした。

車で迎えに来てくれていた佑輝が助手席のドアを開けてくれた。
「何食べに行くの?」
ドアを閉めてから何も話さない。

何かあったのか、怒っているのか判らない。
車は新しい佑輝のマンションの駐車場に入っていった。

この前から一緒に暮らそうと誘われている。
車から降り、黙ったままエレベーターに。
休憩は1時間。
ゆっくりなんかしてられない。
部屋でランチも悪くないけど、なにか話してくれても良いんじゃない?

部屋に入るなり、何故か壁ドン。
「香那、おまえいつからあんな軽い女になったんだよ」
言ってる意味が分かりません。
「若い男に胸揉まして!」

「???」
もしや、まさかと思いますが、誠斗君?
「何ニヤニヤしてるんだ」
いや普通笑うでしょ!

「上書きは1時間では治まらないから!」
先ずはランチにしませんか?
上書きは…、
この先、追々お付き合いさせて頂きます。