ずっと君が好きだった~やっぱり好き!忘れなれない!諦められない!

「またあなたはこんな時間にお客様をお連れして」
そう、おじいちゃんは飲み屋とか、その辺で知り合った人をたまに連れて帰ってくることがある。

「おばあちゃん、この人は私の父親らしいの。
で、この人は私の顧問先の…「香那に交際を申し込んでいる、西條佑輝です」」
今言うか?
ここにも空気が読めない人がいる。

「私、断ったよね」

「俺は聞いてない!」

やらかした。
周りを見ればニコニコしている3人と落ち込んでいる1人がいる。

「今夜はとりあえず、皆で飲もうか!
わしは幸せもんだ。」
脳天気なおじいちゃん。

「こんなクズな人間に、ばあさんは愛想を尽かさんと、よく別れないでいてくれたもんだ」
あれ?おじいちゃん、泣いてる?

「香澄も香那もよく聞いてくれ
ばあさんは、都は強い人間じゃないんだ
わしがこんなだから、頼りたくても頼れなかった、甘えられんかったんだ
これからは今までの分、ここに居ようと思う
だから香澄も香那も、ばあさんの事は気にせず好きにしてほしい」
おじいちゃん、なんか自分の世界にどっぷり浸かるいらっしゃるような。

「お父さん、私はこれからもずっとここに居ますよ
勝手に帰ってきて勝手に追い出さないで」
呆れ顔のお母さん。
私も当分、ここに居ますが…。