ずっと君が好きだった~やっぱり好き!忘れなれない!諦められない!

「お疲れ様です」
それとも『お待たせしました』が正しいのだろうか?
でも待たせているのか、誰か他の人と待ち合わせかどうかも判らないし。

「とりあえず食事にしましょ」
堂々としているお母さんの後ろから、鈴木先生が着いてくる。
やっぱり『お待たせしました』だったんだろうか。

テーブルに着くと、鈴木先生も黙って同じテーブルに着いた。

「乾杯!」
私の跡継ぎの事だよね?
鈴木先生に対しては、娘をよろしく的なことなんだよね?
なんか鈴木先生の表情がいつもと違う。

食事を楽しんでいるお母さんと緊張している鈴木先生。

お酒を飲まないお母さんが、今日は初めから呑んでいる。
「鈴木先生とはずっと以前から知り合いなの
最近30年ぶりに会って…
香那には話してなかったけど」
何となく続きが予想できた。