ずっと君が好きだった~やっぱり好き!忘れなれない!諦められない!

香那が事務所で仕事をしていたら、若造がやって来た。

「『YUKI no OYATU』の西條です
天宮さん、おられます?」
…、見えてるクセに。

「二号店の事でちょっと聞いてもらいたいことがあるんですけど」
…、やっぱり来たか。
とりあえず応接室に通そう。

当然、香那と一緒に俺も入る。
「二号店の名前、『KANA no OYATU』にしようと思ってるんだけど良いよね」
こいつ、聞いてるんじゃなくて、決めてるじゃないか。
「どして?」
そうそう、おかしな話しだよな。
「6年前から決めていた事だから」
6年も前から?
「好きにすれば良いけど、私は関係ないよね」
関係ない、けど好きにして良いのか?
「今は…、でもいつかは一緒にやっていきたいと思ってる」
こいつ、俺の存在忘れてないか!
「先生、とりあえず香那から了解をもらいましたから、引き続きよろしくお願いします」
…、まったく今の若い者は。