ずっと君が好きだった~やっぱり好き!忘れなれない!諦められない!

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30年前、俺は香那の母親、大学生の香澄と付き合っていた。
内容も忘れるくらい細かなことでけんか別れをした。
ちょうどその時、事務所の先生から娘さんとの縁談を勧められた。
入所した時は高校生だった当時の由美子は妹のような存在だった。

香澄と会いたくないから独立したいと言った時に勧められた話はとんとん拍子に進んだ。
香那のことをまったく知らずに。

先生は結婚間際に顧問先の『ひまわり調剤薬局』に行って、お腹の大きくなっている香澄を見て気付いたという。
その時、香澄から『誰にも何も言わないで』と、言われ、今まで黙っていたと。
香那が税理士になりたいと言ったときは驚いたらしい。
自分があの時、黙っていて良かったのか、娘かわいさに酷いことをしたと謝った。

一番酷いのは俺でしょ。

もちろん由美子の事を大切にしたつもりだが、『私が好きだと言ったばかりに、断れなかっんだよね』と言われ、結局離婚する事になった。