ちょっと直君、それ本当になりそうだから!
「俺がなんだって?」
「わっ!いつからいたの!」
「さっき買い物して帰ってきたんだ!今日は愛の好きなハンバーグとグラタンとシチューと…」
りっちゃん!
それ作りすぎだから!
「ただいまー!」
「あっ、優も帰ってきた!ほら、直!手伝って!愛は荷造りがんばってな!」
ほんと、騒がしいんだから。
だけどきっと、うるさくなくなったらなくなったで寂しくなるんだろうな。
りっちゃんは口うるさくてたまにムカつくこともあるけど、一番お父さんに近い存在だもんね。
ダンボールの中にだいたいのものは収まった。
あとは…
あ、この手紙。
机の奥に、大切にしまっていたピンク色の封筒。
これはあたしの両親である暁君と唯ちゃんからの手紙。
これも持って行かなくちゃ。
ちょっと元気が出ない時に読んだりしてる。
暁君も唯ちゃんも、そばにはいないけどいつでもあたしを見守ってくれてる。
大好きなみんなに囲まれて過ごした日々はこの先辛いことがあったとき、思い出して頑張れる。
「俺がなんだって?」
「わっ!いつからいたの!」
「さっき買い物して帰ってきたんだ!今日は愛の好きなハンバーグとグラタンとシチューと…」
りっちゃん!
それ作りすぎだから!
「ただいまー!」
「あっ、優も帰ってきた!ほら、直!手伝って!愛は荷造りがんばってな!」
ほんと、騒がしいんだから。
だけどきっと、うるさくなくなったらなくなったで寂しくなるんだろうな。
りっちゃんは口うるさくてたまにムカつくこともあるけど、一番お父さんに近い存在だもんね。
ダンボールの中にだいたいのものは収まった。
あとは…
あ、この手紙。
机の奥に、大切にしまっていたピンク色の封筒。
これはあたしの両親である暁君と唯ちゃんからの手紙。
これも持って行かなくちゃ。
ちょっと元気が出ない時に読んだりしてる。
暁君も唯ちゃんも、そばにはいないけどいつでもあたしを見守ってくれてる。
大好きなみんなに囲まれて過ごした日々はこの先辛いことがあったとき、思い出して頑張れる。



