困らせちゃうかもしれない。

だけどこれがあたしの本当の気持ち。

「…あたしも、大好き…!そ、聡太君が大好き…だから、離れるのが寂しい。」

本当は遠距離恋愛が不安だって心のどこかで思ってた。

寂しい、離れたくない。

大好きだから、ずっとそばにいたい。

そう思うのは当たり前のことだって思って、伝いたいって思うのは浅丘君だからだよ。

「俺も寂しい、けど離れるぶん、寂しい思いさせちゃうぶん、俺絶対に愛のこともっと好きになる。これ以上なんてないっていつも思うのに、好きって気持ちが大きくなるんだ。」

あたしもだ。

好きに限界なんてないんだ。

浅丘君のことが、大好きで、もう言葉になんてできないほどだ。

浅丘君の目も少しだけ潤んでる。

大丈夫だ、浅丘君となら。

きっと絶対、大丈夫。

これから先も、ずっとそばにいてね。

距離は離れても、心はそばにいてね。