あたしだって浅丘君が話しかけてくれたとき、すごく嬉しかったよ。
「ねえ、第二ボタン欲しかった?」
えっ?
顔を上げるとそこには言い慣れていない意地悪なセリフを言ったせいか、顔が真っ赤の浅丘君。
「うふふっ…」
それがバレバレだから、思わず笑っちゃう。
「なんで笑うのー!」
「だって…浅丘君のSキャラは無理があるもん!」
「なんだとー…」
おかしかって笑ってたら、浅丘君の顔が近づいた。
ほんの一瞬だけ触れた唇。
「愛がいつまでも笑ってるから、だよ。」
今度はきっと、あたしの顔も真っ赤。
「これ、愛にもらって欲しくて。」
浅丘君が照れ隠しのように笑いながらあたしの手のひらに置いた、ブレザーのボタン。
浅丘君と三年間過ごした、第二ボタン。
「ありがとう!嬉しい…」
家宝にしなきゃ!
なんてったって浅丘君が死守してくれた第二ボタンだもんね!
「ねえ、第二ボタン欲しかった?」
えっ?
顔を上げるとそこには言い慣れていない意地悪なセリフを言ったせいか、顔が真っ赤の浅丘君。
「うふふっ…」
それがバレバレだから、思わず笑っちゃう。
「なんで笑うのー!」
「だって…浅丘君のSキャラは無理があるもん!」
「なんだとー…」
おかしかって笑ってたら、浅丘君の顔が近づいた。
ほんの一瞬だけ触れた唇。
「愛がいつまでも笑ってるから、だよ。」
今度はきっと、あたしの顔も真っ赤。
「これ、愛にもらって欲しくて。」
浅丘君が照れ隠しのように笑いながらあたしの手のひらに置いた、ブレザーのボタン。
浅丘君と三年間過ごした、第二ボタン。
「ありがとう!嬉しい…」
家宝にしなきゃ!
なんてったって浅丘君が死守してくれた第二ボタンだもんね!



