着信は、葉ちゃん。
どうしたんだろ?
クラスが違うとなかなか話す機会ないんだよね。
廊下ですれ違うといつも話しかけてきてくれるんだけど。
「もしもし?」
『あ、愛ちゃん!久しぶり!』
電話越しの葉ちゃんはなんだか楽しそう。
『聞いてよ!なんとね!明日ね、俺ね!初めて玲ちゃんと二人で遊びに行くのだ!!』
よ、葉ちゃん…
かれこれ三年近く友達だったのに、初めて?
受験が終わり目の前のこたつでグダグダ漫画を読んでるいつもの生活に戻った玲。
あたしが目を向けると何?と言うふうに見てくる。
「よ、よかったねえ…」
『でね!遊びに行く場所まだ決めてないんだけどさ!玲ちゃんに電話してもラインしても返事がないんだよ!だから愛ちゃんにかけたの!』
葉ちゃん…
あたし、なんだか泣きそうだよ…
本当にごめんね!
「玲!」
「なに、うるさい。」
あたしは無言で玲に自分の携帯を渡す。
どうしたんだろ?
クラスが違うとなかなか話す機会ないんだよね。
廊下ですれ違うといつも話しかけてきてくれるんだけど。
「もしもし?」
『あ、愛ちゃん!久しぶり!』
電話越しの葉ちゃんはなんだか楽しそう。
『聞いてよ!なんとね!明日ね、俺ね!初めて玲ちゃんと二人で遊びに行くのだ!!』
よ、葉ちゃん…
かれこれ三年近く友達だったのに、初めて?
受験が終わり目の前のこたつでグダグダ漫画を読んでるいつもの生活に戻った玲。
あたしが目を向けると何?と言うふうに見てくる。
「よ、よかったねえ…」
『でね!遊びに行く場所まだ決めてないんだけどさ!玲ちゃんに電話してもラインしても返事がないんだよ!だから愛ちゃんにかけたの!』
葉ちゃん…
あたし、なんだか泣きそうだよ…
本当にごめんね!
「玲!」
「なに、うるさい。」
あたしは無言で玲に自分の携帯を渡す。



