そしてそんなこんなでみんなで夕ご飯。

「もっと食べろ！ほら、野菜も！三角食べ！」

りっちゃん、うるさいよ…

「聡太先輩はいつから愛姉のこと好きだったの？」

直君！？

なんて大胆なこと聞いてるの！？

「えっと…」

浅丘君も答えなくていいから！

なんだかあたしが照れるから！

「直！そんなことを聞かなくていいから！俺の心がえぐれるから！」

いや！

りっちゃんの心がえぐれるんかい！

なんでやねん！

つい関西弁で突っ込んじゃうよ。


賑やかで楽しい？ご飯が終わって。

「じゃあそろそろ俺は…ごちそうさまでした！美味しかったです！」

「当たり前だ！律特製だぞ！」

りっちゃん…

自分で言うかなぁ？

「お邪魔しました！」

「またきてね！聡太先輩！」

直君、ほんと甘え上手になったねえ。

一年ほど前のあのツンツンはなんだったのかな？

「…バイバイ。」

玲さん…あなた浅丘君とは仮にも二年間同じクラスなんだからもう少し自然にバイバイしようよ…