「せっかくなんだし一緒にまわれば?ほら、誘って来なさい!」
ミカリンに背中を押され、あたしは浅丘君のクラスへ。
いるかな〜?
「何してんの、邪魔。」
この冷たくて突き刺さるまるでつららのような声は顔なんて見なくたって誰だかすぐにわかる。
「玲!」
「彼氏なら熱心に楽譜読んでるよ。」
人の彼氏を顎でめんどくさそうにささないでよね!
でも本当だ、浅丘君とっても集中してる。
やっぱり邪魔しないほうがいいよね…
「ねえ、愛が呼んでる。」
って、玲さん!?
スタスタ歩いて浅丘君の肩を叩く玲。
そこは察しましょ!?
浅丘君はあなたのクラスの優勝のためにがんばってるんだよ!?
あたしに気づいた浅丘君はわざわざ楽譜を机に置いてこっちに来てくれる。
「愛、どうかした?一ノ瀬に話しかけられるなんて初めてだから俺ちょっとびっくりした…」
同じクラスになって二年目なのに、浅丘君と玲はあんまり話したりはしないみたい。
ミカリンに背中を押され、あたしは浅丘君のクラスへ。
いるかな〜?
「何してんの、邪魔。」
この冷たくて突き刺さるまるでつららのような声は顔なんて見なくたって誰だかすぐにわかる。
「玲!」
「彼氏なら熱心に楽譜読んでるよ。」
人の彼氏を顎でめんどくさそうにささないでよね!
でも本当だ、浅丘君とっても集中してる。
やっぱり邪魔しないほうがいいよね…
「ねえ、愛が呼んでる。」
って、玲さん!?
スタスタ歩いて浅丘君の肩を叩く玲。
そこは察しましょ!?
浅丘君はあなたのクラスの優勝のためにがんばってるんだよ!?
あたしに気づいた浅丘君はわざわざ楽譜を机に置いてこっちに来てくれる。
「愛、どうかした?一ノ瀬に話しかけられるなんて初めてだから俺ちょっとびっくりした…」
同じクラスになって二年目なのに、浅丘君と玲はあんまり話したりはしないみたい。



