それはそれで楽しいし、あたしは浅丘君と一緒にいれればそれだけでいいかなって、…えへへ。
「お前ら何やってんだ、もう始業式始まるぞ。」
「ゆーだーい!俺、身長伸びたと思わない?ね、思うでしょ!?ね!?」
葉ちゃんが校舎の玄関から出てきた久住君に駆け寄る。
華麗に葉ちゃんを避けた久住君はあたしを見て怪訝そうに眉を寄せた。
「一ノ瀬、お前…」
へ!?
な、なに!?
久住君があたしに近づいてくる。
どうしたの!?
えっ!?
「髪の毛に桜ついてる。」
…さ、桜?
ほら、というふうに見せてきた久住君の指先には確かにピンク色の桜の花びらが。
「あ、ありがとう…」
「…もうクラス張り出されてるぞ。」
久住君は去年色々あって、今はバスケ部の副キャプテン兼エース。(詳しくは一ノ瀬さんシリーズを読んでね★)
強面だけど本当は優しい。
「あれれー?優大クーン、それはまずいよ?浅丘っちがヤキモチ妬いちゃうよー?」
「お前ら何やってんだ、もう始業式始まるぞ。」
「ゆーだーい!俺、身長伸びたと思わない?ね、思うでしょ!?ね!?」
葉ちゃんが校舎の玄関から出てきた久住君に駆け寄る。
華麗に葉ちゃんを避けた久住君はあたしを見て怪訝そうに眉を寄せた。
「一ノ瀬、お前…」
へ!?
な、なに!?
久住君があたしに近づいてくる。
どうしたの!?
えっ!?
「髪の毛に桜ついてる。」
…さ、桜?
ほら、というふうに見せてきた久住君の指先には確かにピンク色の桜の花びらが。
「あ、ありがとう…」
「…もうクラス張り出されてるぞ。」
久住君は去年色々あって、今はバスケ部の副キャプテン兼エース。(詳しくは一ノ瀬さんシリーズを読んでね★)
強面だけど本当は優しい。
「あれれー?優大クーン、それはまずいよ?浅丘っちがヤキモチ妬いちゃうよー?」



