月光が照らす夜、君と、もう一度。



はぁ〜、外の空気って本当に好き。

私はいつもふたりが寝たあと、こっそりと外へ出て公園に向かう。

なんたって夜の公園はいつもと違う雰囲気が出てて空気が気持ちいいんだ。

そして毎日行っているせいか、いつの間にか日課になっていた。



公園に着くと、私はブランコに座った。

…ここにいると嫌なことが全て忘れるんだよなぁ…。

耳を済ましてみると、真夏の今は虫の鳴き声や木の揺れる音、そして足音。

…自然の音って素敵だな…っ!


…て、あれ?

足音?


コツ…コツ…。


って、確かに足音が聞こえる…っ。


コツコツ…。


え、これって不味くないっ!?

今までこんなこと無かったのに…。

も、もしかして幽霊、とか!?

私お化け系無理なんですけどっ!?


私がひとりでパニクっている間に足音はどんどん近づいてくる。


か、神様っ!た、助けて…!!


恐怖のあまり、私は目をつぶった。