お父さんが入っていた暴走族の名は、白奴組。
そこで、お父さんは総長をやっていた。
そして、白奴組と仲の良かった暴走族、黒奴組。
この2つの暴走族は、むやみに人を殴ったり、盗んだりする組織ではない。
この世に存在する悪い組織を潰す。
つまり、正義の味方だ。
当時私は、暴走族をよく知らなかったけれど、私はお父さんを尊敬していたのは確かだった。
でももちろん、正義の味方だからこそ、恨みをもつ者は沢山居た。
私たち、家族に危害が加わることはなく、安心して暮らしていた。
ただ、私が小2になる頃までだった。

