月光が照らす夜、君と、もう一度。




ここで、私の過去を話しておく。


私と夜摩が出会う前は、私も普通の生活をしていた。


とても優しい両親がいて、温かいお家があって、満足できるほどの食事もできて。


あの頃の私は本当に幸せだったと思う。


ただ、他とは違う点があった。


それは、私のお父さんが、暴走族に入っていたということ。


この違いが、私たち家族にとってとても大きいことだった。