月光が照らす夜、君と、もう一度。



……何それ。

すっごい嬉しいんですけど……。


でも、まだ私の疑問は晴れない。


「じゃ、じゃあ、学校に転入してきたってことはこれからここにいるってことでしょ?でもなんで、昨日はどっか行こうとしたの?」

「あー、それはだな……」

とても言いにくそうに、視線を私に外しながら言った。

「ほら、あのナイフを持った男、居ただろ?多分、あいつは黒奴組に恨みを持ったやつなんだ」


黒奴組……。黒奴組は、夜摩が属する暴走族だよね、。


やっぱり、悪いやつだったんだ。

ってことは……


「あの人が私にナイフを振り上げたのって……?」

「ああ、俺を陥れようとしたんだろうな」


だから、私を狙ってナイフを……

なんて卑怯なことをするのだろう。