月光が照らす夜、君と、もう一度。



少し経つと、落ち着いたのか、夜摩の瞳が私の方を向いた。


「……急にごめんな」


「いや、謝らないで!伝えてくれてありがとう。でも私は夜摩が暴走族だったとしても怖くないよ?安心して」

少しでも夜摩の不安が無くなるように、私は精一杯伝えた。

「ああ、ありがとうな」

本当に安心したのか、少し笑みを見せる夜摩。

良かった……いつもの夜摩に戻った!


「結愛、本当は俺に聞きたいこと、沢山あるんじゃないか……?」


……聞きたいこと、かぁ。


数え切れないほど、あるよ。

だって夜摩はいつも一人で行動しちゃうもん。


「今から質問すること、全部答えてくれる……?」


「ああ、ちゃんと答えるよ」


夜摩の返事を聞いた私は、1番聞きたかったことを伝えた。