月光が照らす夜、君と、もう一度。





「俺、今でもあの暴走族に入ってるんだ」




俺は軽蔑される覚悟で言った。


これは、絶対に結愛に言っておかなきゃいけないこと。


こんなに早く言うつもりはなかったが、昨日の件もあって、いち早く結愛に知っといて欲しかった。


……やっぱり。


結愛は俺の言葉についていけず、フリーズ状態。


そうだよな。こんな近くにいるやつが暴走族なんて、怖いよな。


やっぱり最初から結愛と接触なんて……。


思考が嫌な方向に向き始めたその時───