月光が照らす夜、君と、もう一度。


次に目が覚めたのは、夕方。


さすがに寝すぎた。


まだ洗い物も洗濯もしていない。


まだ熱っぽい体をゆっくりと起こし、台所へ向かった。





洗い物を済ませ、洗濯物に取り掛かろうとした時、家中にチャイムの音が響き渡った。


早苗たちが帰ってきたかな?


私はモニターを確認するために玄関へ向かった────のだけれど。


…あれ、視界が傾いて…。

いや、私が傾いてる?


気づいた頃には私は床に倒れていた。



誰かが私を抱き上げていたのを知らずに───。